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守り人シリーズ
精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)
(2007/03)
上橋 菜穂子

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最早シリーズで満点。

私は読書をする際、出来の良い本(相性の良い本ってのもあるかも)であれば、書かれた情景以外のイメージ映像のようなものが浮かびます。
ただし、それは滅多に起きません。過去数回です。
このシリーズは、数少ないイメージ映像付でした。
バルサが現れると、そのイメージも同時に浮かびます。

浮かぶイメージは、『日向の白い犬の背中』。
埃臭く、ケモノ臭く、だけどほっとする温もり。
黄色っぽい光の中、犬の背中越しに、埃がキラキラ舞っているのが見えるのです。
……いえ、別に同調していただけないでしょうけど。単なるイメージですから。個人的な。(笑)

小学校の高学年以上なら、是非読んで欲しい作品。
大人も是非読んで欲しい作品。
誰に聞かれても、最初にお勧め出来ます。

残酷な程厳しい状況ですら、どこか温かみを感じる文章。
決して全てが丸く収まるわけでは無いのに、冷たくならない読後感。
肝心なシーンで行動しか書かれていないにも関わらず、既にそこまでの過程でその人物の心境が分かるようにしてあり、涙を誘う文章の凄さ。

読んだ後、感想が胸に溢れかえります。
この作者さんと同じ時代に生まれた事を感謝しつつ、子供の時に出会えなかった事が悔しいです。本当に素晴らしい。どうやったら的確に褒められるんだろう……。

間違いない良書。
たいくつしない良書。
ああ、読んで欲しい……。
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【2009/08/30 22:59】 | ★★★★★★★★★★ | page top↑

 
風の谷のナウシカ
風の谷のナウシカ風の谷のナウシカ
(2003/11/19)
島本須美納谷悟郎

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先週テレビで見たわけですが。
名作は永遠に名作。
削るところも足すところも無い。

初めてナウシカを見たのは、中学生になったばかりの頃でした。区で特別に上映し、子供は激安で見れる状態だったんですよ。
そこで見て以来、何回見た事か。
それこそセリフをほぼ全部丸暗記しているにも関わらず、未だに発見があり、未だに感動する。なんて凄いんでしょう。
そりゃ、今見れば絵が粗いところもあります。ナウシカ、時々顔の輪郭崩れるし。
それでもそれを軽くスルー出来るシナリオの完璧さ。
一回目に不思議に思った事も、次にはちゃんと伏線がある事に気付く。更に見れば、そこから繋がるものが一つでない事にも気付く。

原作が長編であるにも関わらず、スパッと切ったのも素晴らしい。よくぞこの時間に纏めたと思います。
削る行為の難しさを知っているだけに、その凄さにひたすら頭が下がります。私は無理。削れない。しかもこんな完璧な削り方。
これ以上どこも削れず、どこも足せないくらいの密度。それでいて展開は窮屈ではなく、急ぎ足でもなく、だるくもない。

原作に比べて説明不足な部分は多少あっても、限られた上映時間の中で必要なものではない。ガンシップやらコルベットなどの、技術系とかね。知らなくてもストーリーに支障ないもの。

原作は全く違う終わり方で賛否両論あるようですが、映画は良い出来だと思います。
ナウシカが善すぎって言ったらそれまでですが、そのくらい分かりやすい方が、見ている方に伝わるものがはっきりしますしね。

曲も名曲ばかり。
トルメキアにペジテの船が襲われた後、アスベルに「行けってば!」って足でメーヴェごと蹴り出された時の曲が好き。あと、王蟲の幼生をおとりにしている、つぼ型の飛行機。あれに向かって両手を広げている時の曲。

アイテム(?)はメーヴェが凄く好きです。
あれって確か、誰か実現させようとしている人がいたよな。
でも、実現できたところで、乗るのがめちゃくちゃ怖そうだわ。(笑)

蟲が怖いので小さい子にはオススメできないけど、小学校高学年くらいなら、受け入れられるんじゃないかしら。一回は見た方が良いと思います。
【2008/06/15 01:38】 | ★★★★★★★★★★ | page top↑
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